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2024年12月23日月曜日
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メキシコの猿たち、記録的な熱波に耐え切れず大量死…保護団体が駆けつける

メキシコで記録的な熱波が続く中、熱に耐えかねて死んだと見られる猿の死体が相次いで発見された。

21日(現地時間)メキシコの生物多様性保全団体「COBIUS」は、過去約2週間で南部タバスコ州で「ユカタンハウラーモンキー」83匹が脱水症状を示しながら死んだと伝えた。

「グアテマラハウラーモンキー」とも呼ばれるこの動物は、ハウラーモンキー(Howler monkey)の一種で、名前の通り大声で叫ぶ特性を持っている。オトナの体長は2メートルに達し、歯と顎が大きい。

COBIUSはSNSに死んだ猿に関する動画を投稿し、猿のケアと治療に全力を尽くしていると伝えた。

COBIUSは、一部の市民やボランティアが水や食べ物などを生息地周辺に持って来るなど、最小限の介入で猿たちを助けていると明らかにした。

動物生態学者のヒルベルト・ポソは、「猿たちが高い木の上からリンゴのように落ちてきた」とし、「深刻な脱水状態を示し、数分で死に至ったと見られる」と語った。

メキシコ政府は前日夜、ハウラーモンキーの大量死に関する正確な原因を特定するための調査を進めていると発表した。現地では栄養失調や有毒農薬との関連性も指摘されている。

一方、現在メキシコでは各地で昼間の最高気温が40∼45度を超える記録的な熱波が続いている。

オアハカ、マサトラン、サン・ルイス・ポトシ、ミチョアカン、ハリスコなどでは、3月17日から5月14日までの間に337件の熱病患者が発生し、そのうち少なくとも17人が死亡したと当局は集計している。

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