トッテナムのダニエル・レヴィ会長がソン・フンミンに浮上している移籍の噂について否定した。
6日(現地時間)、トルコの現地メディア「スポーツ・デジタル」は「トッテナムのダニエル・レヴィ会長は、ソン・フンミンのフェネルバフチェSKへの移籍説が間違った情報であると一蹴した」と報じた。
4日、イギリスのサッカーメディア「Football365」は「名将として知られるジョゼ・モウリーニョがフェネルバフチェの監督に就任した。モウリーニョ監督とともにスュペル・リグで共闘する可能性がある選手としてトッテナムのキャプテン、ソン・フンミンの名前も挙がっている」と伝えた。
「ソン・フンミンはトッテナムで2019年11月から2020-2021シーズンの途中までモウリーニョ監督の下でプレーした。モウリーニョはトッテナムでは満足する成果を残せなかったが、ソン・フンミンとハリー・ケインという最高の2トップを率いて戦った。ソン・フンミンがモウリーニョとともにトルコで新たな挑戦をする可能性は十分にある」とした。
そして、「ソン・フンミンはトッテナムとの大型契約の最終年を迎えたが、彼は30代にさしかかり、ヨーロッパのビッグクラブへの移籍には年齢が障壁となるだろう。そのため、フェネルバフチェへの移籍も選択肢の一つとなる」と説明した。
ソン・フンミンとトッテナムの契約は2025年夏に契約が終了する予定だ。現在、両者は再契約に関し交渉中だといわれている。
一方、ソン・フンミンは左ウィングやセンターフォワードで主にプレーし、切れ味鋭いドリブル突破を武器に自ら仕掛けるのはもちろん、味方をつかってのプレーも得意とする。
また、彼の長所はスピードとフィジカルで、トップスピードや不安定な体勢にあっても、正確なボールコントロールが可能な技術力も持ち合わせている。
さらに右左両足を近いレベルで駆使できることも彼の特徴の一つだ。