「ミス・ユニバースUSA2024」の地方予選に71歳の女性が出場し、注目を集めている。
22日(現地時間)NBCニュースなど複数のメディアによると、前日21日にテキサス州ヒューストンの「ヒルトン・ヒューストン・ポストオーク」で開幕した「ミス・テキサス2024」に71歳のマリッサ・テイジョ氏が出場しているという。
71歳は歴代のミス・ユニバースUSA参加者の中で最高齢で、彼女は約100人の自身より若い女性たちと「ミス・テキサス」の座を競っている。
これまでミス・ユニバースには18~28歳という年齢制限があったが、運営側は今年この年齢制限を撤廃し、未婚女性だけでなく既婚女性や出産経験のある女性、離婚した女性であっても参加が認められるようになった。
テイジョ氏はテキサス州最西端に位置するエルパソ出身で、普段から運動やダンスなどで健康美を維持してきたという。
彼女はInstagramを通して、「大会に参加することができてうれしい。女性たちが肉体的にも精神的にも最高の『私』になるために努力し、(私の参加で)女性はあらゆる年齢層に美しさがあると信じられるよう、インスピレーションを与えられたらよい」と語った。さらに、「あなたの夢を追うことに(今も)決して遅くないというメッセージを伝えたい」と抱負を伝えた。
テイジョ氏のInstagramには、応援のコメントが続々と寄せられている。
一方、従来、若い未婚女性に限定されていたミスコンテストの多くで年齢などの制限撤廃が行われている。
アルゼンチンでも60歳のアレハンドラ・ロドリゲスさんが、ミス・ブエノスアイレスの栄冠に輝き話題となった。ロドリゲスさんは残念ながらミス・アルゼンチンには選ばれなかったが、「ベスト・フェース」部門で優勝し、受賞後、「美の概念はもっと広がる必要があるだろう」とコメントした。