台湾の「もっとも美しい里長」
日本旅行中に痴漢に遭遇
勇敢にも男の股間を蹴り上げて反撃
台湾で「もっとも美しい里長」として人気を呼んでいる何芝寧さん(26歳)が、日本旅行中に痴漢に遭遇し、加害者の股間を蹴りあげて反撃した武勇伝が話題となっている。
里長とは選挙で選ばれ地域をまとめる町内会長のような役割を担っており、彼女が自身の活動を伝えるインスタグラムは27,000人余りのフォロワー数を誇るほどの人気となっている。
海外メディアによると、何芝寧さんは15日東京の大塚駅近くで泥酔した男に痴漢に遭ったという。
男は呂律が回らない状態で中途半端な日本語と英語を混ぜて彼女に話しかけてきた。彼女がはっきりと拒否したにもかかわらず、その後も彼女のあとをつけてきた。
何芝寧さんは近くにあった書店に入り男を振り切ろうとしたが、男は店の中まで追いかけてきた。その後、店を出ようとした彼女の臀部を男が2回さわってきたため、彼女は自己防衛のために男の股間を蹴り上げ、警察に通報した。
男は警察から逃げようとしたがすぐに逮捕され、何芝寧さんは自身のSNSを通じて当時の映像を公開した。
この事件は台湾で大きな注目を集めた。何芝寧さんは「日本でこのような目にあったが、日本に対する悪感情はない」とし、さらに「痴漢をしてきた男も日本人ではなく、外国人だった」と明らかにした。
男は迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたという。