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2024年11月22日金曜日
ホームトレンドスポーツ韓国野球ファンの期待を背負ってメジャーに挑戦した剛速球投手、再びの2A降格に韓国復帰の噂も…

韓国野球ファンの期待を背負ってメジャーに挑戦した剛速球投手、再びの2A降格に韓国復帰の噂も…

韓国プロ野球チーム「LGツインズ」出身で、今シーズン、サンディエゴ・パドレスと契約し、メジャーリーグに挑戦しているコ・ウソク投手の状況が伝えられ、韓国の野球ファンたちが心配の声をあげている。

引用:2A「ペンサコーラ・ブルーワフーズ」公式ウェブサイト

剛速球を期待され、今シーズンよりアメリカに活躍の場を移したコ・ウソクは再び3Aから2Aに降格した。

韓国メディア「聯合ニュース」は、マイアミ・マーリンズ傘下の3A「ジャクソンビル・ジャンボシュリンプ(Jacksonville Jumbo Shrimp)」でプレーしていたコ・ウソクが12日、2Aの「ペンサコーラ・ブルーワフーズ(Pensacola Blue Wahoos)」に降格したと報じた。

2Aのブルーワフーズは、フロリダ州ペンサコーラを本拠地としており、ジャンボシュリンプの本拠地であるジャクソンビルとは同じフロリダ州にあるため、距離的にも遠くはない。

韓国プロ野球チーム「LGツインズ」で昨シーズンまでプレーしたコ・ウソクは、ポスティングシステムを利用し、1月4日にパドレスと2年総額450万ドル(約7億1,000万円)、3年目は年俸300万ドル(約4億7,350万円)の球団オプションが付帯する内容で契約を結んだ。契約書には「2025シーズンのマイナーリーグ降格拒否権」が含まれているが、今シーズンはその権利を行使できない状況だ。

コ・ウソクは、プレシーズン期間中、6試合5イニングを投げ、0勝2敗、被安打11、9失点(内自責点7)、防御率12.60と苦戦した。そのため、パドレスは3月20日にソウル市高尺(コチョク)スカイドームで開催されたロサンゼルス・ドジャースとの公式開幕戦を前に、コ・ウソクを開幕ロースター(26人)のリスト外とした。

書類上、一時的にパドレスの3Aチーム「エルパソ・チワワズ(El Paso Chihuahuas)」に所属していたが、実際には2Aチーム「サンアントニオ・ミッションズ(San Antonio Missions)」で開幕を迎えた。さらに、そこでも不振が続いたため、パドレスは5月4日、最終的にコウソクをマーリンズにトレードした。

コ・ウソクは、マーリンズでは解雇待機通知を受けるなど紆余曲折を経て、3Aでプレーしていた。

コ・ウソクの今年の成績(日本時間・7月14日午前時点)は28試合3勝2敗1セーブ2ホールド、防御率5.09だ。2Aでは12試合1勝2敗1セーブ1ホールド、防御率6.28、3Aでは16試合2勝1ホールド、防御率4.29を記録している。

再び2Aに降格したコ・ウソクだが、引き続き茨の道が待っている。

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