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2024年12月23日月曜日
ホームトレンド【驚愕】洪水復旧のために砂を積んだトラックごと湖に…?復旧したが中国の世論は「冷ややか」

【驚愕】洪水復旧のために砂を積んだトラックごと湖に…?復旧したが中国の世論は「冷ややか」

約一ヶ月にわたる豪雨と洪水により、中国で二番目に大きな淡水湖の堤防が崩壊する事故が発生した。多数の人員と機器が投入され、水位が下がったものの、手抜きの復旧作業と早まった祝賀のムードにより、世論の批判を浴びている。

10日、新華通信などによると、湖南省(コナンショウ)岳陽市(ガクヨウ市)華龍県(かりゅう県)の洞庭湖(ドウテイコ)流域全体の水位が警戒水位以下の32.5mまで下がったと発表された。

先月半ばから中国中部で続いた豪雨により、中国で二番目に大きな淡水湖である洞庭湖の水位が上がり、先月5日には堤防の一部が崩壊した。堤防の崩壊により、約50㎢に及ぶ農地と村が水没し、7000人以上の住民が避難する必要があったが、幸い人命の損失は報告されていない。

これに対し、湖南省当局は洞庭湖の復旧作業に取り組んだ。そのために合計485人の人員と3180台のダンプトラック、さまざまな種類の船85隻が投入された。

問題は、復旧作業が雑であり、逆に事故を拡大させたという点だ。当時、現地の放送で生中継された映像では、多数の船と車両が投入され、石を投げ込むことで隙間を塞いだが、隙間が狭まり流速が速まったことで、砂と砂利が流され、迅速に隙間を塞ぐことができなかった。

また、トラックから砂を落とすのではなく、砂でいっぱいのトラックを隙間に落とす様子も公開され、批判を浴びた。

幸いにも水位を下げることには成功したが、既に近隣で被害が発生している状況で、復旧作業を終えて歓声を上げる様子を見せたことで、批判の声が高まった。

映像を見たネットユーザーたちは「1900年代を見ていると思った」「自然災害ではなく人災の状況で歓声が上がるのか」「トラックを落とすシーンは世界中が驚くだろう」「そんなに雑に塞いでおけば、また崩れるだろう」といった反応を示した。

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