女子体操代表チームのエースでキャプテンの宮田笙子が間近に迫るパリオリンピックへの出場を辞退したことが発表された。
彼女が辞退を決断した理由は代表の行動規範を違反したためだが、その理由はなんと「未成年喫煙」だった。
19日、日本体操協会は、協会が定める行動規範などに違反した疑いで事前合宿から宮田が離脱したことを受け、緊急会見を開いた。
体操代表チームはパリオリンピックを控え、モナコで事前合宿を行っているが、宮田は17日に開かれたメディア向けの公開練習にも姿を見せていなかった。
宮田は2022年の世界選手権では平均台で銅メダルを獲得し、今年4月の全日本選手権でも初優勝するなど、日本の新エースへと成長し、メダル候補の一角でもあった。
パリオリンピックは彼女にとって初めてのオリンピック出場となるはずだったが、自ら棒に振ってしまった形だ。