9.5 C
Tokyo
2024年11月22日金曜日
ホームトレンド【宗教戦争】「神様に若い天使が必要だった」発言が引き金、義理弟の新生児の死で離婚危機に直面したクリスチャン女性

【宗教戦争】「神様に若い天使が必要だった」発言が引き金、義理弟の新生児の死で離婚危機に直面したクリスチャン女性

写真=記事の内容に関連したイメージ/聯合ニュース

新生児を亡くした義理兄弟のに対し、キリスト教の死生観で励ましの気持ちを伝えたクリスチャン女性が離婚危機に直面し、韓国社会の複雑な宗教対立の一端を示している。

15日、オンラインコミュニティ「Nate PANN」に「夫が私を『ケドク』(キリスト教徒を蔑み表現した言葉)と侮辱し、離婚しようと言ってきた」という投稿が掲載された。

投稿者である女性Aさんは「夫と義理の家族はみな無宗教で、我が家はキリスト教だが敬虔なほうではない。月に一、二回教会に行く程度だ」と紹介した。

続けて「夫も(投稿者がクリスチャンであることは)承知の上で結婚し、夫にキリスト教を強要したことはなく教会に一緒に行こうという誘いをしたことはない。社会でケドクと呼ばれるような行動をしたことは一度もない」と強調した。

しかし、義理の弟の赤ちゃんが病気でこの世を去ったことがきっかけで家族内で宗教対立が勃発した。

彼は「(甥の)葬儀場で、故人に深く哀悼の意を表し、慰めの気持ちを伝えたが、そこで私が『神様には天使が必要だったため、赤ちゃんを連れて行ったのだろう』と伝えたところ義弟が大声をあげ、夫も何を言っているんだと怒った」と説明した。

Aさんは「悪い意味ではなく、神様に若い天使が必要だったので連れて行ったのだ。天国で安らかに過ごしているだろうと言っただけなのに、こんなケドクは見たことがないと怒られてしまった。どの部分に問題があったのか分らない」と吐露した。

そして「とても気分が悪かったが、夫が私とこれからも結婚生活を維持する自信がないとし離婚を切り出された。私がケドクだと知っていたら、結婚しなかったと言っているが、これは離婚事由になるのだろうか」と訴えた。

写真=記事の内容に関連したイメージ/Jasmine Leung-shutterstock.com

いつからかケドクという言葉が、キリスト教を批判する代表的な言葉として定着した。キリスト教に対する過度な嫌悪表現は、少数の逸脱事例を全体を罵倒する一般化の誤りであるとの指摘とともに、教会の自浄作用が必要だという意見も出ている。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください