兄が風俗店に出入りしているのを目撃し、これを本人に話すべきか悩む妹のエピソードが話題を集めている。
24日、韓国のポータルサイト「NATE」のコミュニティ掲示板で「兄が風俗店に出入りしているのを知ってしまった」というタイトルの投稿が話題となった。
投稿者は「私は20代後半で兄は30代前半だが、兄が風俗店に出入りしているのを偶然知ってしまった」とし、「数日前に残業を終えて帰宅する途中、『デートカフェ』と書かれた看板がある建物から、周りを気にしながら出てくる兄を発見した。それから、兄の携帯電話をこっそり見たところ、『支配人』という人物とメッセージをやり取りしているのを発見した」と説明した。
そして、「(メッセージには)担当者の名前、予約時刻、現金で支払いした場合の金額、位置などがあった。Googleで検索してみたところ『キスルーム』という場所で、3回ほど訪れたようだ」とし、「(兄がそんな行動をするなんて)想像したこともなかったので、とても頭が痛い」と現在の心情を語った。
投稿者は「小学校入学前に父を亡くし、兄を父のように慕っていた。母も兄に強く依存しており、高校時代からアルバイトをする等して、私のお小遣いや大学の学費を助けてくれた」とし、その分、よりショックを受けたと話した。
また、「兄は軍服務中に事故に遭い、足を大きく引きずって歩く歩行障害がある。そのせいで、異性と出会うのが現実的に難しくて、行ってはいけない場所に行ってしまったのだと思う」とし、どのように話を切り出すべきかネットユーザーに助言を求めた。
25日現在、この投稿は閲覧数8,134回で41件のコメントが集まり、関心の的となっている。
ネットユーザーたちは「兄のプライベートに干渉するのは慎重になるべきだ」、「兄の立場も理解できる」、「兄妹でも守るべき線がある」と投稿者に沈黙を促した。しかし、「もし言わなければ、男性たちの買春を助長することになる」、「もしも母親があとから知ったらショックを受けるだろう」など、投稿者に対し。兄と話すべきだという意見も少数ながらあった。
韓国の法律では、買春・売春を行った者は1年以下の懲役または300万ウォン(約33万円)以下の罰金、拘留、過料に処される。また、斡旋した者に対しては3年以下の懲役または3,000万ウォン(約330万円)以下の罰金に処される。
ただし、従業員の女性と一定時間キスをするだけの「キスルーム」は買春業者として規定されていないため営業は可能である。しかし、室内で性行為や類似行為が確認された場合には、処罰されることがある。
女性としては抵抗があるでしょうが、男性には「生まれいずる悩み」というものがあるのです。
矛盾を感じながら生きているお兄さんです。優しく接してあげてね。