お金を払って実際の恋人のように一緒にデートをし、時間を過ごす日本の「レンタル彼女」に心を奪われた韓国の大企業に勤める男性社員の切ない告白が話題になっている。
24日、社会人の匿名のオンラインコミュニティに「現実を見つめ直す。日本のレンタル彼女は初めてだったが、俺だけが本気だった」との嘆きの投稿が上がった。
韓国の大手企業社員であるA氏は「一人で日本旅行に行き、レンタル彼女サービスを利用して8時間一緒に遊んだ」とし、「この子も俺の人柄が気に入ったらしく、「行かないで、次回また日本に来てほしい」という話をして、本当にお互いに名残惜しんでいた」と主張した。
続けて「本心が伝わってきたので、翌日まで延長して宿泊先も確保してあげたら、個人の電話番号をくれた」とし、「こんなに気が合うことがあるのかと思った」と語った。別れる時も本当の恋人のようにお互いに名残惜しんでいた。
その女性と良い雰囲気になっているのは彼の勘違いだった。
A氏は「韓国に帰ってから2週間後に長期休暇を取り日本に行くと電話したところ、『レンタルで予約してほしい』と言われた」とし、「何か裏切られた気がして、心が沈むような感じがした。とても憂鬱だ」と落胆した。
さらに「2週間ずっとドキドキして寝れなかったが、前回日本で交わした会話や気持ち、目線まで全てが演技だったかもしれないという考えが浮かぶと、心が引き裂かれ、涙だけが出てくる」と胸を押さえた。
この話を聞いた韓国の男性ネットユーザーたちは「騙されるほどの演技。プロだな」、「純真なのか馬鹿なのか」、「本当にこんな男がいるんだ」、「むしろリアルドールと付き合う方がマシだ」とA氏に注意を促した。
日本での「レンタル彼女」サービスは1時間あたり約5000円から1万円を支払い、1時間ごとに約3000円を追加する必要がある。交通費は別途である。
依頼者は具体的に希望する恋人の好みを要求できるが、男女間の身体接触は禁止されている。個人的な連絡先を尋ねたり、宿泊施設や自宅でデートをすることも禁止されている。