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2025年02月27日木曜日
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電気自動車の緊急出動、「冬より夏の方が多い⁉︎」タイヤパンクが主な原因

引用:Newsis
引用:Newsis

冬季の電気自動車の緊急牽引による出動件数の割合よりも、夏季のタイヤパンク修理による出動件数の割合が高いことが判明した。

25日、現代海上交通気候環境研究所が自社で運営するハイカーサービス(緊急出動サービス)における電気自動車の季節別緊急出動利用特性を分析した結果、電気自動車の夏季緊急出動サービスで最も多かった項目はタイヤパンク(31.8%)であることが分かった。これは冬季緊急出動サービスで最多だった緊急牽引(29.6%)を上回る数値だ。

通常、電気自動車は高電圧バッテリーの重量により、同じ車種の一般車両と比べて250〜500kg以上重く、タイヤ交換の周期が短い傾向がある。そのため、電気自動車利用者は夏季のタイヤの摩耗と空気圧管理により注意を払う必要があるという。

また、分析結果によると、電気自動車の月別緊急出動利用件数は12月が最も多かったが、季節別平均利用件数はむしろ秋季が最多となった。冬季の内燃機関車を含む全体の緊急出動サービス利用件数はバッテリー充電要請が58.1%を占めたが、電気自動車の緊急出動件数中のバッテリー充電要請は24.1%にとどまった。

この特性は電気自動車の機械的な違いに起因する。電気自動車は高電圧バッテリー(駆動用)と12Vバッテリー(始動用)に分かれており、最近発売されている車両では12Vバッテリーの充電状態が不足すると、高電圧バッテリーを利用して自動的に充電し、放電を防ぐ機能が内蔵されていることが多い。そのため、電気自動車は一般車両に比べて冬季の始動バッテリー放電による緊急出動の割合が少ないと考えられる。

さらに、ハイブリッド車種の中にも「12V BATT RESET」ボタンがある場合、緊急時に始動できるため、保険会社に緊急出動を要請する前に、所有車種の対処法を事前に把握しておくと役立つ可能性がある。

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