
アメリカン航空の便がニューヨークを出発し、インド・ニューデリー行きの途中で爆破予告を受け、イタリア・ローマ空港に緊急着陸する事態が発生した。
24日(現地時間)、インドのメディア「ザ・タイムズ・オブ・インディア(TOI)」などによると、アメリカン航空292便は22日夜(現地時間)、ニューヨークのJFK国際空港を出発し、ニューデリーに向かっていたが、カスピ海上空で爆破予告を受け、進路をローマに変更した。同便には乗客199人と乗員15人が搭乗しており、爆破予告は航空会社にメールで届いたという。
292便はイタリア空軍の戦闘機の護衛を受け、23日にローマのフィウミチーノ空港に無事着陸した。その後、イタリア空軍当局によって機内捜索が行われ、爆破予告は虚偽であることが判明した。
アメリカン航空は乗客の安全を最優先に考え、航路変更による不便を与えたことに対して謝罪の意を表した。