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2025年03月14日金曜日
ホームトレンド「死ぬかと思った」エジプト旅行で手に取った「綺麗な貝」、調べたら世界有数の猛毒生物だった恐怖体験

「死ぬかと思った」エジプト旅行で手に取った「綺麗な貝」、調べたら世界有数の猛毒生物だった恐怖体験

エジプトの紅海でスノーケリングを楽しんでいたダイバーが、美しい色の貝を発見し写真を撮ったが、後になってそれが毒を持つカタツムリだったことに気づき、冷や汗をかいたという。

今月10日(現地時間)、海外メディア「デイリー・メール」によると、最近アメリカのオンラインコミュニティ「Reddit」に「まだ生きていることが本当に幸運だ」というタイトルの投稿があった。

投稿者のフランクは、エジプトの紅海でスノーケリング中に見つけた巻貝を手に乗せて撮影した写真を添付していた。彼は「非常に独特な質感の巻貝を見つけ、GoProカメラで撮影した。空殻だと思い、お土産として持ち帰ろうとしたが、まだ生きて動いていた。そのため、残念ながら数枚の写真を撮るにとどめた」と説明している。

その後、彼は自分が撮影した巻貝の正体をインターネットで調べることになった。すると、それは強い毒を持つ海のカタツムリ「イモガイ」だった。

彼はSNSに写真を投稿し、正体を尋ねたところ、「イモガイ」であるとのコメントが相次いだ。具体的には「アンボンクロザメ」だった。

海洋生物保護の非営利団体「パシフィックアクアリウム」によると、アンボンクロザメは主に紅海などインド洋に生息する生物で、「地球上で最も毒性の強い生物の一つ」とされている。

イモガイは尾のような長い管を持っており、その管にある毒針で攻撃する。軽度の場合、痛みや腫れで済むが、毒が神経系に広がると麻痺や呼吸不全を引き起こし、最悪の場合、死亡に至ることもある。また、イモガイの毒には特効薬がないため、非常に危険だという。イモガイは約600種が確認されており、そのすべてが強い毒を持っている。

フランクは「コメントで警告を受けたおかげで助かったが、同時に恐ろしさも感じた」と話し、「次回旅行する際は、生物にむやみに触れず、事前にその地域に毒のある動物がいるかどうかを確認するつもりだ」と語っている。

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