17.6 C
Tokyo
2025年04月25日金曜日
ホームトレンド「子どもが!」下校時間の小学校に車が突入...死傷者多数の惨劇

「子どもが!」下校時間の小学校に車が突入…死傷者多数の惨劇

引用:マレーシア光明日報
引用:マレーシア光明日報

中国のとある小学校前で、乗用車が群衆に向かって突っ込み、多数の死傷者が出たと伝えられている。

24日、香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)や台湾中央通信社(CNA)など中華圏メディアによると、現地時間22日午後5時45分頃、中国浙江省金華市の小学校前で、現地ナンバーの銀色乗用車が突然暴走した。

車は、現場にいた人々や施設に衝突した後、学校の正門前で停止した。

SNSに投稿された映像には、至る所から悲鳴が聞こえる中、道路のあちこちに倒れている人々の姿が映っている。

特に、加害車両の下敷きになった人々を救出するため、車を持ち上げようとする場面も捉えられている。

事件発生時は、保護者が下校する生徒を迎えに来ており、会社員らの退勤時間帯でもあった。

ネット上では、死者数が最大10人以上に上り、その中に小学生や警察官も含まれているとの情報が流れている。ただし、台湾中央通信社によると、まだ公式な確認は行われていないという。

SCMPは、現地の警察と病院側が事件の発生自体は否定していないものの、詳細な内容は明らかにされていないと報じている。

こうした中、今回の事件が、不特定多数を狙った「無差別犯罪」である可能性が指摘されている。

中国では景気低迷と不動産危機が続く中、最近このような事件が相次いでいる。

昨年11月には、湖南省常徳県の小学校前で、白い小型SUVが登校中の生徒や保護者に突っ込み、小学生18人を含む30人が負傷した。この事件の犯人は、23日に死刑執行猶予を言い渡された。

同月には、広東省珠海市で78人の死傷者を出した体育センターでの車両暴走事件が発生。江蘇省宜興市でも、大学での刃物事件で25人の死傷者が出た。

さらに昨年9月には、上海の大型スーパーで刃物乱闘事件が発生し、3人が死亡。10月には、北京の小学校前での刃物を使った暴れ事件で、未成年者3人を含む5人が負傷した。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください