18.1 C
Tokyo
2025年04月30日水曜日
ホームトレンド気になる「中国人か?」一言で激高、ハサミで襲撃...韓国で中古取引中に殺人未遂事件発生

「中国人か?」一言で激高、ハサミで襲撃…韓国で中古取引中に殺人未遂事件発生

引用:chatGPT
引用:chatGPT

オンラインの中古取引を通じて知り合った相手に「中国人ではないのか」と疑われたことに腹を立て、刃物で襲ったという50代の男性に実刑判決が下されたことが明らかになった。

30日、韓国・法曹界の関係者によると、ソウル北部地裁刑事合議第13部(ナ・サンフン部長判事)は、先日1日に殺人未遂の容疑で起訴されたA被告(51)に対し、懲役3年6か月の判決を言い渡したという。

A被告は昨年9月、オンライン中古取引アプリで知り合った購入者B氏とバイクの部品の取引のために会い、B氏の自宅寝室でお酒を飲んでいた。

その際、A被告がB氏に対し「中国の通販サイトで買えば安い」と何度も勧めたが、B氏はこれを断りつつ、中国に対する否定的な感情を口にしたという。

さらに、B氏がA被告を「中国人なのか」と疑うような発言をしたところ、A被告は「帰る」と言って台所に向かい、両手にハサミを1本ずつ持って戻り、B氏を刺して殺害しようとしたとして起訴された。

A被告は公判で「泥酔状態だったため何も覚えていない。B氏を殺すつもりはなかった。事件当時は、心神喪失もしくは心神耗弱の状態だった」と主張したと伝えられている。

しかし、裁判所は「A被告は事件直前の経緯やB氏との会話、口論に至った流れを比較的はっきりと覚えており、事件当時の状況も一部覚えていると供述している」とし「A被告が心神喪失または心神耗弱状態にあったとは考え難い」と判断した。

また「A被告はB氏が死亡する危険性を認識・予見したうえで、首などをハサミで刺し、逃げるB氏を追いながら繰り返し刃物を振り回した」として、量刑理由を説明した。

ただし、A被告が犯行の客観的事実を認め反省している点、重大な暴力犯罪の前歴がない点などが有利な情状として考慮されたという。

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

モバイルバージョンを終了