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2024年12月17日火曜日
ホームエンタメ日本のアニメ界を彩ったベテラン声優・渡部猛の死去から14年、今もなお色あせないその名演技とアニメ業界への貢献

日本のアニメ界を彩ったベテラン声優・渡部猛の死去から14年、今もなお色あせないその名演技とアニメ業界への貢献

引用:株式会社81プロデュース、アニメ『ドラえもん』
引用:株式会社81プロデュース、アニメ『ドラえもん』

アニメ『ドラえもん』の声優、渡部猛さんの死去から14年が経った。

彼は2010年12月13日、肺がんで療養中に肺炎が原因で74歳で死去した。

渡部は日本の声優兼俳優で、特にアニメの悪役として優れた演技を披露したことで有名なベテラン声優だった。主に大柄な悪党キャラクターを担当し、悪役だけでなく高齢者や滑稽なキャラクターの演技もこなした。

韓国でも日本版『ドラえもん』の神成さん役として知られ、渡部は1991年から2005年までこの役の声を担当していた。

神成さんは盆栽を趣味とし、礼儀正しく誠実で素直な子供を好むキャラクターだ。一方で、トラブルを起こす子供たちを嫌い、劇中では登場人物の一つである小学生キャラクター「のび太」、「ジャイアン」、「スネ夫」らが空き地でボール遊びをして彼の家の窓ガラスを割り、怒りを買うこともある。

劇中で神成さんが「カミナリおやじ」と呼ばれる理由は、子供たちを叱るときに雷が落ちるように恐ろしく変貌するためと推測される。日本語の「雷」から翻訳し、韓国語版の名前も「カミナリおやじ」になっている。

渡部は『ドラえもん』以外にも『仮面ライダー』、『NARUTO -ナルト-』、『名探偵コナン』、『幽☆遊☆白書』、『ドラゴンボール』など、日本国内外で人気の高いアニメ作品に声優として出演した。

さらに、2006年には第6回声優アワードで特別功労賞を受賞した。『ドラえもん』のファンは今なお彼を偲び、その声を懐かしんでいる。

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