東方神起、JYJ出身で日本でも人気の歌手兼俳優ジェジュンの、ストーカーに向けた警告を歌詞に込めた新曲「やめろ(韓国語原題訳)」が話題だ。
ジェジュンは先月26日、韓国デビュー20周年記念フルアルバム『FLOWER GARDEN』をリリースした。このアルバムの収録曲「やめろ」は、韓国でプライバシー侵害行為や住居への無断侵入などもいとわない「サセンファン」と呼ばれるストーカーファンに対する率直な感情を綴った歌詞でリスナーの注目を集めた。
「やめろ」はジェジュンの甘美なボーカルとメロディがとても似合う曲だが、歌詞に込められた内容は決して軽いものではない。
ジェジュンが直接作詞した歌詞にはこれまでジェジュンがストーカーによって受けた苦悩がつづられており、彼は自身のつらい過去まで音楽に昇華させるプロフェッショナルな姿を見せた。
最近、ジェジュンは「やめろ」に登場する歌詞「電話を取らなければよかった、相手の声を聞いて泣いた」をシンプルなダンスで表現した「やめろチャレンジ」を披露した。
チャレンジには、韓国のベテランお笑い芸人パク・ミョンスから、ユーチューバーのタナカまで、さまざまなタレントが参加した。特にキム・ジェジュンは自身の所属事務所「iNKODE」の最高戦略責任者として直接チャレンジにも参加した。
ストーカーに対する苦悩を歌った曲「やめろ」が話題となる中、ジェジュンは韓国で21日に放送されたバラエティ番組『深夜怪談会(韓国語原題訳)』でストーカーによる被害について直接明らかにした。彼は「私は韓国でストーカーにもっとも苦しめられた人物だと思う」と、まるで怪談のような体験談を語り始めた。
「真夜中に(ジェジュンの)自宅に来て手を握ってきたストーカーファンがいたと聞いたが」という質問に対して、「事実はもっとひどい。手を握ってきたのではなくキスをしてきた」と、驚愕の事実で他の出演者を驚かせた。
彼は、自宅で眠っていた時、何か不気味な感じがして目を覚ますと、自分の上に見知らぬ女性が乗っているのを発見し、驚いたことを回想した。
「まさか夢だろう」と思い、改めて眠りにつこうとしたが、もう一度目を開けた時にもその女性がいるのを見て、家に侵入したストーカーだと気づいたと明らかにし、皆を驚かせた。
さらに、過去に毎晩誰かが家の前まで来てドアロックを押していた出来事も話した。警察に捕まった犯人は、毎日ドアロックを触ってジェジュンの手触りを感じたかったという衝撃の犯行動機を明かしたという。