目薬をさして口の中に苦味を感じた場合、鼻を通って流れ込んでいる可能性がある
目薬を目にさすと、口の中に塩辛くて苦い味を感じることがある。あなたもこのような経験をしたことがあるだろうか。
もしこのような経験があるなら、目薬の効果が低下するだけでなく、副作用を引き起こす可能性があるため、必ず目薬のさし方を再確認することが重要である。
目に目薬をさしたのに口の中に苦味が出る理由は、目薬が鼻涙管を通って口に流れ込んでいるという。目薬を点眼した後は、薬が目の外に流れ出ないように、しばらく目を開けておく必要がある。
正しい目薬の使用法
目を閉じて10~30秒間、目と鼻の間をしっかり押さえると、目薬の成分が目の外に流れたり、鼻粘膜を通じて全身に吸収されるのを防ぐことができる。
少量の目薬を飲み込んでも健康に大きな影響はないが、苦味を感じた場合は薬を吐き出すことが望ましい。
また、目薬は1回1滴の点眼が原則だ。 2滴以上を入れると、涙の中に含まれる様々な免疫成分や栄養素が洗い流される可能性がある。
もし目薬をさすたびに口の中に苦味を感じたなら、上記の注意事項を思い出し、点眼方法を変えることが望ましい。