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2024年12月19日木曜日
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北朝鮮が弾道ミサイルを搭載する移動式発射台250台を韓国に近い最前線に実戦配備

5日、北朝鮮の国営通信社「朝鮮中央通信」は、新型の戦術弾道ミサイルを搭載する移動式発射台を軍の国境第1線部隊に引き渡す式典が平壌(ピョンヤン)で行われ、移動式発射台250台を韓国に近い最前線に実戦配備することを発表したと報じた。

前日、金正恩総書記も出席した式典で労働党幹部の趙春竜(チョ・チュンリョン)は「党中央の軍事戦略を強く意識しながら、軍需工業部門総出で移動式発射台250台の生産を実現し、部隊に引き渡す準備が整った」と報告した。

式典には金正恩の娘で有力な後継者候補である金・ジュエも出席した。金・ジュエの公式的な活動は、5月15日以来、約3ヶ月ぶりである。

金正恩は「我々の前に並んだ膨大な数の装備が軍に引き渡され、我が国の国境地域で重要な軍事活動を担うことになる」とし、「ただし、これは我々が計画した国境第1線部隊のミサイル戦力増強の1段階目の目標を達成したに過ぎない」と語った。

また、「国家にとって、国防力強化、経済成長、国民の生活向上、自然災害復旧などはどれ1つ軽視してはならない重大事業であり、基本機能である。国防力強化はいかなる環境下でも滞りなく進める」と強調した。

そして、兵力、軍事力の画期的な向上を象徴する絶対兵器に敬意を表したという。

式典では移動式発射台の引き渡しを受けた前線部隊の行進なども行われ、現地では「金正恩同志が査閲した新型戦術弾道ミサイル発射台は栄光の軍旗を先頭にし、堂々と進んでいく」と伝えられた。

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