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2024年11月22日金曜日
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ウクライナ地上軍の越境攻撃にロシアがクルスク州など3州で7.5万人以上に避難命令

引用:聯合ニュース

10日(現地時間)、ロシア緊急事態省はウクライナ軍がロシアへの越境攻撃を続ける中、国境地帯にあるロシア南西部クルスク州など3州の76,000人以上に避難命令を出した。

ウクライナ地上軍は6日、ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、初めてロシア領土に進撃し、最大規模の攻撃を続けている。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ軍がクルスク州への攻撃で素早く主導権を握ったことを受け、国境地帯の脆弱性について関係者と議論したと伝えられている。

ロシア国防省は、クルスク州に部隊や砲兵、戦車が移動する様子を収めた動画を公開し、増援部隊を急いで派遣した。

そして、関係者との会合を経て、ロシア軍はクルスク州に隣接するベルゴロド州やブリャンスク州の3州で「対テロ作戦」を開始し、連邦非常事態を宣言した。

過去にロシアは死者が500人を超えたり、5億ルーブル(約8.15億円)の被害が発生したりした場合に連邦非常事態宣言を発令してきた。

イギリスメディア「The Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)」は、ウクライナ軍がクルスク州の都市スジャにあるロシアの天然ガス関連施設を占拠したことが非常事態宣言につながったと報じた。

ウクライナ軍はスジャの重要戦略施設を占領した動画を公開している。

一部の軍事専門家は、ウクライナ東部ドネツク州のドネツク戦線でウクライナ地上軍が苦戦している時期に、ロシア領土であるクルスク州にウクライナ軍の精鋭部隊が動員され、作戦を行っていることに疑問を呈している。

ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領とウクライナ政府関係者は、モスクワから南西約500kmの地点で発生している反撃については言及していない。

ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府長官顧問は「今回の攻撃により、ロシアは戦争が自国の領土に徐々に拡大することを実感することになるだろう」と述べた。

海外メディアはウクライナでは地上軍のロシア領土への奇襲により、国民の士気が高まっていると報じた。

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