イランの首都テヘランで発生したハマスの最高指導者イスマイル・ハニヤ氏の暗殺により、イランとイスラエルの間で緊張が高まる中、イランが24時間以内に報復攻撃を始める可能性があるとアメリカの「FOXニュース」が報じた。
12日(現地時間)、FOXニュースは、イランとその支持勢力が24時間以内にイスラエルに対する報復攻撃を行う可能性があると中東の情報筋の言葉を引用して伝えた。
アメリカを含む西側諸国も緊迫した動きを見せている。
アメリカのロイド・オースティン国防長官は、イスラエルのガラント国防相との電話協議後、イランの報復攻撃が迫っているというイスラエルからの情報を受け、誘導ミサイルを搭載できる原子力潜水艦ジョージアの中東派遣を命じたという。
また、フランス、ドイツ、イギリスなどの首脳はイスラエルとハマスに対し、速やかに交渉に復帰するよう呼びかける声明を発表した。
声明の中で3ヵ国の首脳は「我々はイランとその同盟国に対し、地域の緊張を高めたり、停戦と人質解放に合意する機会を自ら失ったりするような攻撃を自制するよう求める」と述べた。