扇風機をつけたままにし、3分間家を離れていたという男性。その留守中に火災が発生し、火傷と家財の損害(推定約35万円)が発生した。
2日、JTBC 『事件班長(韓国語原題)』は、先月20日、韓国・全羅南道のワンルーム住宅で発生した扇風機火災に関する情報を伝えた。
報道によると、ワンルームに住むAさんは、エアコンと扇風機をつけたまま外出し、帰宅後、扇風機の近くで火事になっているのを発見した。Aさんが外出していた時間は約3分だったという。
Aさんはすぐに衣服や靴を使って消火に努めた。幸い火はすぐに消えたが、消火中に足などに火傷を負い、財産被害は推定330万ウォン(約35万円)に上った。
公開された防犯カメラの映像には、Aさんが正面玄関から出て、しばらくして戻ってきてドアを開け、目撃した火をすぐに消火した様子が映っている。
Aさんは、「消防隊員が火災の原因は扇風機だと言っていた。扇風機の配線が切断されていたからだ。この扇風機はわずか40日前に購入したばかりであり、欠陥品ではないか疑わしい」と述べた。
Aさんは販売会社に今回の火災事件に関する内容を伝えたとし、「業者側は『8万台以上売れたが、こんなことは一度もなかった。訴訟を起こすのであれば反撃するつもりだ』と言われた」と述べた。また、「販売会社の対応に対して消費者庁に苦情を申し入れたが、『民事調停で解決してください』という返事があった。訴訟費用が高額なため、どうすることもできない状況だ」と訴えた。
この事件を受けて、ネットユーザーは「80億台売れて、すべて正常に機能していたとしても、1台だけ不具合が出る可能性はある」、「1ヶ月しか経っていない扇風機が、どうしたらこんなことになるのか」、「私だったら火事になってるのを見て、パニック状態だっただろう」、「もし寝ている時だったとしたら、大変なことになっていたはずだ」、「幸いにも大きな火事にならなくて、本当に良かった」、「たった3分間つけっぱなしにして出かけただけなのに、消費者のせいにするなんて」といったコメントを寄せ、情報提供者の意見に共感を示している。