元衆院議員である50代の男性政治家が、年齢が40歳以上離れた中学1年の女子生徒に性的暴行を加えた疑いで警察に逮捕された。彼は「一緒に遊ぼう」と女子生徒に声をかけ、カラオケ店に連れて行ったと見られる。
11日、「フラッシュ(FLASH)」の報道によると、椎木保(58)元議員は先月20日、東京都新宿区歌舞伎町の通りで中学1年の13歳の少女に声をかけ、カラオケ店に一緒に入り性的暴行を加えた疑いで8日警察に逮捕された。
椎木容疑者は日本維新の会に所属し、2回衆議院に当選している。
2人は面識はなく、事件当日初めて知り合ったとされている。
椎木容疑者は女子生徒に「2万円をあげるから遊ばないか」と声をかけたことが調査で明らかになった。彼が女子生徒と入ったカラオケ店は、売春目的の女性が集まる大久保公園近くだったという。
事件に気が付いたカラオケ店の店員が110番通報したが、椎木容疑者は既に現場を立ち去った後だったと言われている。
椎木容疑者は「カラオケ店には入ったが、性行為はしていない」として容疑を否認しているという。
昨年7月の法改正により、日本で性行為同意年齢が13歳から16歳に引き上げられた。椎木容疑者が女子生徒と性行為を行った場合、その場で合意があったとしても処罰の対象となる。
椎木容疑者は大学卒業後、証券会社に勤務してから職業を変えて茨城県の公立小・中学校や私立高校で学生を教えていた教師出身でもある。
報道を受けたネットユーザーは「パワハラの次はロリコンか」、「58歳のおじさんが13歳を誘惑するなんて本当にキモい」、「こんな気持ち悪い老人が議員になったという恐ろしい事実」などの反応を示したとフラッシュは伝えた。
同メディアによると、椎木容疑者はもともと性風俗店に詳しく、よく武勇伝を語っていたという。同僚議員は「なので今回の事件に驚きがないというか、ついに逮捕されたのかという印象だ」と語った。