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2024年11月25日月曜日
ホームニュースゼレンスキー大統領がウクライナ侵攻終結に向けた「勝利計画」の策定を完了…来週バイデン大統領に提案予定

ゼレンスキー大統領がウクライナ侵攻終結に向けた「勝利計画」の策定を完了…来週バイデン大統領に提案予定

18日(現地時間)、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアとの戦争終結とウクライナに平和をもたらすための「勝利計画」策定を完了したと明らかにした。

ロイター通信によると、同日、ゼレンスキー大統領は「我々の勝利計画は全面的にすべての用意を終えた。すべてのポイント、重要分野、必要な詳しい追加項目が規定された」と述べ、「最も重要なのはこれを実行する決意だ」と強調した。

先月、ゼレンスキー大統領はロシアのウクライナ侵攻の終結に向けた計画を説明することをアメリカのバイデン大統領に約束していた。

来週、国連総会と安全保障理事会に出席するため、ゼレンスキー大統領が訪米することになっており、その際に説明する機会を設けるのではないかといわれている。

現時点で「勝利計画」の内容は具体的に明らかにされていないが、2年以上も続くウクライナ侵攻の終結に向け、受け入れ可能な条件を目指して作成したと説明した。

彼は和平の実現以外には代替案はないとして、停戦状態にしたり、ロシアの侵略を新たな段階に先送りしたりすることはないと話している。

そして、ウクライナの司令官たちから提案された勝利計画に関し、「正しく表現するならば、ウクライナをより強くする内容だ」と述べた。

2022年にゼレンスキー大統領が提案した和平交渉案には前提条件として、ロシア軍の全面的な撤退とウクライナの旧ソ連時代の国境回復、そして、ロシアがウクライナ侵攻の責任を負う内容が含まれていた。

ロシア軍がウクライナ国土の20%近くを占領している現状ではロシアとの交渉は不可能だという態度をゼレンスキー大統領は示しており、ロシアも先月6日にウクライナ地上軍がロシア西部のクルスク州に越境攻撃して以来、ウクライナとの和平交渉の可能性を排除している。

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