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2024年10月03日木曜日
ホームニュースチンパンジーやゴリラに「人権」を付与する新法案を推進、大型類人猿への実験禁止と保護強化を目指す取り組み

チンパンジーやゴリラに「人権」を付与する新法案を推進、大型類人猿への実験禁止と保護強化を目指す取り組み

スペインでは、チンパンジー、ゴリラ、オランウータンなどの大型類人猿に「人権」を付与し、保護するための立法が推進されていると、英国の日刊紙「ザ・タイムズ」が24日(現地時間)に報じた。

この法案の草案はスペインの社会権利部によって作成されており、今回の立法の主な目的は、これらの霊長類に対する害を及ぼす実験や研究を禁止することが主な目的だ。

法案には、大型類人猿の所有と管理に関する条件が定められており、ショーなどの商業的目的での利用が禁止される内容も含まれている。さらに、類人猿の保護に対する取り組みを強化する内容も盛り込まれている。

スペイン政府は、大型類人猿が遺伝的にだけでなく、学習やコミュニケーションといった認知能力の面でも人間に近いことを理由に、このような法律の推進を理由に説明している。

この措置は、昨年、議会を通過した動物福祉法の後続措置として位置づけられると考えられている。

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