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2024年12月19日木曜日
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【株式情報】エヌビディア、ブラックウェルチップの需要増加を受けて株価上昇

フアンCEO、CNBCとのインタビューで「ブラックウェルの需要『ものすごい』」

人工知能(AI)チップ業界を先頭するエヌビディアのジェンスン・フアンCEOは、新製品のブラックウェルチップの需要が「ものすごい」と自信を見せた。

現地時間2日、Investing.comなどによると、フアンCEOはCNBCのインタビューで「ブラックウェルは順調に生産されており、計画通りに進んでいる」と述べ、「ブラックウェルの需要はものすごい」と語った。彼はさらに「皆が最大限の数量を望んでおり、一番先に受け取りたがっている」とも述べた。

エヌビディアの株価は同日、通常取引で1.58%上昇し118.85ドル(約1万7648円)で取引を終え、フアンCEOの発言を受けて時間外取引で約1.5%追加上昇した。

エヌビディアの次世代収益源として挙げられているブラックウェルチップは、今年3月18日に開催された「GTC(GPU Technology Conference)2024」で公開された新型AI半導体である。2080億個のトランジスターが集約されたこれまでのグラフィック処理装置(GPU)の中で最大規模を誇り、1つのGPU(B200)をつなげて一つのチップのように動作する方式を採用している。

先日8月末、好調な第2四半期(5~7月)の業績発表にもかかわらず、エヌビディアの株価は一時的に下落した。この急落の背景にはブラックウェルの生産遅延が影響したとの評価も出ていた。フアンCEOは当時のコンファレンスコールで、歩留まり改善のためブラックウェルの設計を変更したと明らかにし、ブラックウェルの需要について「信じられないほど大きい」とも述べた。

一方、同日のフアンCEOとのインタビューは、エヌビディアが情報技術(IT)コンサルティング会社アクセンチュアとの協業を拡大し、企業のAI技術活用を支援することに関連して行われた。フアンCEOは「今回の協力関係を通じて、世界中のAI需要の多くの部分を包括できる」と述べ、「企業用AIと呼ばれる新しい流れの始まりだ」と付け加えた。

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