イスラエルのガラント国防相はイスラエルにミサイル攻撃を行うイランに対し、ガザ地区やベイルートの二の舞になるだろうと警告した。
6日（現地時間）「AFP通信」などによると、ガラント国防相は弾道ミサイルの一部が着弾した南部のネバティム空軍基地を訪れ、「イランの攻撃はイスラエル軍にとっては取るに足らないものだった」とし、「攻撃によって我々の対応を制御できると思っているのなら、ガザ地区やベイルートの現状をみるべきだ」と語った。
また、イスラエルはイスラム組織「ハマス」との戦闘開始から、ちょうど1年が経とうとしている中、ハマスに勝利をおさめたとしながらも、ガザ戦争はまだ終わっていないと強調した。
イスラエル軍のハレビ参謀総長は兵士たちに送ったメッセージの中で「（開戦から）1年が経過したが、我々はハマスの軍事組織を叩き潰し、テロとの戦いを続けている」とし、「この戦争の目標を達成するまでにはまだ多くの課題が残っている」と語った。
一方、イスラエルがイランの石油・核施設を狙って再報復する可能性がある状況で、同日、イランのパクネジャド石油相は主要な石油輸出港があるハルグ島を訪問した。
パクネジャド石油相はこの地域の革命防衛隊の海軍司令官と面会し、石油・ガス施設の安全保障において重要な役割を果たしていると激励したと「国営イラン通信」は伝えた。
イラン政府系の「タスニム通信」も「イスラエルが行動を起こせば、イランの反撃も当然行われるだろう」と軍関係者の言葉を引用して報じた。