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2024年10月29日火曜日
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中国人が心配するハリス候補の対中外交、バイデン候補の路線を引き継ぐのか?

11月の米国大統領選挙を控え、中国人がカマラ・ハリス副大統領がバイデン大統領の対中外交路線を継承することを懸念しているとの報道があった。

14日(現地時間)、英国「BBC」は現地インタビューの結果、中国人がハリスの外交路線を懸念していると報じた。バイデン大統領の強硬姿勢を継承するという反応だ。

ある女性は「トランプ候補は大統領選討論会で自身が当選すれば、就任後24時間以内にウクライナ戦争を終わらせると述べた」とし、「ハリス候補についてはよく知らないが、戦争を支持するバイデン大統領と同じ路線だと考えている」と語った。

70代の男性、メン氏はインタビューで「トランプ候補は対中経済制裁を約束したが、戦争を望んでいない。バイデン現大統領はより多くの戦争を始めたため、人々は彼を嫌っている」と述べ、トランプ候補の勝利を望んでいると主張した。

BBCは、現地の中国人の意見が中国国営メディアで報じられた中国人の反応と一致していると説明した。また、ハリス候補が中国人や中国政界でまだ認知度が高くない点も問題であると指摘した。

BBCによると、多くの中国人は台湾問題において、ハリス候補が台湾を軍事的に防御するというバイデン大統領の立場に従うのではないかと不安を抱いている。一方で、トランプ候補は過去に「台湾が防衛費を支払うべきだ」と主張した経緯があり、「軍事的対応」よりも「取引」に集中するだろうと見られている。

一方、トランプ候補に対する反感からハリス候補を支持すると明言した中国人もいた。トランプ候補が大統領在任中に初めて中国に関税を課したことも否定的に評価されている。

しかし、バイデン大統領も中国製電気自動車や太陽光パネルに関税を課しているため、誰が大統領になっても大きな違いはないとの意見も出ている。

ハリス候補を支持する中国人たちは、ハリス候補の出馬が性平等のための重要な進展であると考え、留学などの人的交流が拡大に期待感を寄せている。

写真=聯合ニュース

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