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2024年10月21日月曜日
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電気自動車大手のテスラが世界に6万基のスーパーチャージャーを設置、電気自動車の未来が変わる

電気自動車(EV)世界大手のテスラは、全世界で6万基の電気自動車充電施設・スーパーチャージャー(V4)を設置し、新たなマイルストーンを達成した。現在、世界的な自動車ブランドがテスラの北米充電規格(NACS)を次々と採用しており、テスラの電気自動車充電インフラにおける影響力は、今後さらに強化されると予想される。

18日、業界の情報によると、テスラは最近、静岡県森町に6万基目となるスーパーチャージャーを設置した。これは2022年第2四半期の5万9596基から404基増加した数値である。テスラジャパンはこれを記念し、国内600基目となるスーパーチャージャーに「NO.600」のプレートを取り付けた。

スーパーチャージャーは2012年にアメリカに最初の電気自動車充電施設を建設して以来、世界中で急速に拡大している。特に北米地域では、電気自動車ユーザーにとって最も広範囲で安定した充電インフラとして評価されており、テスラの競争力の柱の一つとなっている。

さらに、テスラはスーパーチャージャーネットワークを他社の電気自動車にも開放し、利用が急増している。NACSを採用した自動車メーカーには、△GM△現代自動車 △メルセデス △ボルボ △フォード △リビアン △日産 △フォルクスワーゲンなどが含まれる。

テスラのスーパーチャージャーネットワークの拡大力は、供給する電力量の増加からも明らかだ。2022年第3四半期(7月〜9月)には、全世界で1.4テラワット時(TWh)の電力をスーパーチャージャーを通じて供給しており、これは充電インフラの広がりと利用者の増加を裏付けている。

しかし、今年のスーパーチャージャーネットワークの構築の進行速度はやや鈍化しており、これはテスラが充電チームを解雇し、再雇用する過程で発生した人員問題によるもので、一部のネットワーク構築が遅れたためである。テスラは2022年第2四半期の時点で、全世界に6473箇所の充電施設を展開しており、前年同期比で23%増加している。

業界関係者は「スーパーチャージャーが6万基に達成したことで、テスラの電気自動車充電インフラ市場での地位はさらに強固になる」と述べ、「テスラは今後5年以内にスーパーチャージャーネットワークを2倍以上に拡大することを目指している」と語った。

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