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2024年10月22日火曜日
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北朝鮮がウクライナ戦争に大規模派兵、北朝鮮軍の死傷者は9割に達するとの見込みも

引用=平壌労働新聞/ニュース1

 北朝鮮が国際社会の懸念にもかかわらず、ロシアを支援するためにウクライナ戦争に大規模な派兵を実行した中、北朝鮮軍が激戦地であるウクライナ戦線に投入されるという現地の予測が出てきた。この場合、北朝鮮軍の戦死者がほぼ壊滅的な水準である9割に達する可能性があるという予測も続いた。

20日、韓国のSBSは2019年から2020年までウクライナ・ゼレンスキー政府の国防大臣を務めていたアンドリー・ザゴロドニウク氏とのインタビューを公開した。

SBSによれば、ザゴロドニウク前大臣は「(昨年8月、ウクライナがロシアの領土クルスク州の一部を掌握した際)我々はそこでロシア軍を全く見ることができなかった。その地域はほぼ空いていた」と述べた。

ロシアのほぼ全ての戦力はウクライナ南東部ドンバス(ドネツク・ルハンスク地区)に配置されているという。

ザゴロドニウク前大臣は「ロシア軍は突撃隊を送っている。これは第一次世界大戦で使われた戦術で、特定の陣地を占領する戦術である」とし、「そうするためには、多大な人的被害を覚悟しなければならない」と指摘した。英国国防省によれば、ロシア軍の一日あたりの戦死者数は1300人に達する。

その上で、ザゴロドニウク前大臣は北朝鮮軍がロシア軍が総力戦を展開しているドンバス地域に配置されると予想した。

彼は「北朝鮮軍はウクライナの陣地を突破し占領する役割を果たす可能性が高い」とし、「戦死者の割合が9割に達する可能性がある」と見込んだ。

一方、韓国のキム・スギョン統一部次官も同日、チャンネルAに出演し、北朝鮮軍が激戦地に配置されるという見通しを示しながらも、到着地はウクライナではなくロシア領のクルスクに投入される可能性があるとの見解を示した。

キム次官は「(ウクライナ)ドネツクは相対的に現在戦線が停滞しているのに対し、(ロシア)クルスク地域ではロシアが非常に苦しんでおり、奪還しようと努力している場所である」と述べた。

先日、18日に国家情報院は8日から北朝鮮特殊部隊1500人余りがロシアの艦船に乗ってウラジオストクに移動したと発表した。

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