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2024年11月16日土曜日
ホームニュース台風で着陸できず腹を立てた乗客…対応する乗務員の姿が捉えられ物議を醸す

台風で着陸できず腹を立てた乗客…対応する乗務員の姿が捉えられ物議を醸す

引用:Threads

 1日(現地時間)、台湾FTVなど現地メディアによると、同日ベトナム・ホーチミンから台湾・桃園に向かっていたチャイナエアラインCI782便は、第21号台風「コンレイ」の影響で3度着陸を試みたが、成功しなかった。機体は午後3時15分に台湾桃園国際空港に着陸予定だったが、台風の影響で激しい雨と強風が続き、滑走路が麻痺状態となり、台湾南部の高雄国際空港へ迂回した。

高雄で給油を終えた機体は、約1時間遅れて午後4時19分に台湾桃園国際空港へ到着した。しかし、遅延の過程で一部ビジネスクラスの乗客が乗務員に強く抗議し、その結果、乗務員の一人が跪き両手を合わせて謝罪する事態となった。

この様子はエコノミークラスの乗客が携帯で撮影し、ネット上に投稿したことで広く知られることとなった。映像には、ある乗客が腰に手を置き抗議し、乗務員が跪いて説明する様子が映っている。

映像を公開した乗客は「CI782便に搭乗して3度も着陸に失敗し、高雄で給油し台北へ戻るために待機していた。ビジネスクラスのある乗客が激怒し、乗務員が跪く事態となった」と語っている。

ネット上では、安全を優先するための航空会社の判断に対し抗議する乗客に対する批判が多く寄せられた。特に、あるユーザーは「無事に到着できたことに感謝すべきであり、無条件に頭を下げるのは好ましくない。乗務員がなぜ跪いたのか。もしこれが会社の方針なら、もうチャイナエアラインは利用しない」と述べた。

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