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2024年11月07日木曜日
ホームニュース「操り人形にされた」元高官が外国のスパイに機密情報を提供、死刑判決下る

「操り人形にされた」元高官が外国のスパイに機密情報を提供、死刑判決下る

中国国家安全部は6日、元政府高官が国家機密を外国の情報機関に漏洩した容疑で死刑判決を受けたことを発表した。

同部のソーシャルメディア「WeChat」によると、張被告は在職中に多数の国家機密にアクセスし、退職後に外国の情報機関の標的となり、最終的に「操り人形」として利用されたという。

また、国家安全部は張被告が「心が弱く、金銭欲に流されやすい性格だった」と指摘し、外国機関から金銭を受け取って、1級機密を含む多数の国家機密を提供したことを明らかにした。

張被告は業務上の機密情報を取り扱い、複数回のセキュリティ研修を受けていたにもかかわらず、規定を無視し、機密データを保存したUSBと個人用USBを頻繁に混用していたことが判明した。

国家安全部は張被告の氏名や関与した外国の情報機関の詳細については言及しなかった。

ただし、「李」という姓の外国人スパイが、「異国体験を提供する」という名目で観光を提案し、他国に誘い出した後、身の安全を脅かして二重スパイに仕立て上げたと説明した。

張被告は当局の捜査を経て死刑判決を受け、同僚の周被告は張被告に機密情報提供の罪で懲役6年の判決を言い渡された。

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