母親と買い物をしていた20代の女性が、ティファニー&コーでの商品購入に反対されたことを理由に、店内のショーケースを破壊する様子が公開された。
10日(現地時間)、オンラインメディア「巴士的報(Bastille Post)」の報道によると、この事件は最近中国成都市のティファニー&コーの店舗で発生した。
SNS等で公開された映像には、黒い服の女性が突然ジュエリーを手に取り、ショーケースを破壊し始める様子が映っている。
女性は制御不能の状態で花瓶やランプを破壊し、壊れたショーケースから製品を取り出して身につけた。この過程で店員を脅迫したとも伝えられている。店員と母親は制止を試みたが、効果はなかった。
事態が悪化の一途を辿る中、店員は店外に退避して施錠をし、直ちに駆けつけた警備員と警察が女性を取り押さえた。
目撃者の証言によると、女性はこの日、母親同伴で病院でうつ病の診断を受けた後、買い物に出かけたという。
その後、ティファニー&コーの店舗で買い物をしようとしたが、母親に反対されたことで口論となり、感情を抑えきれずに暴走したとされる。
幸いにも負傷者は出なかったが、女性は病院に搬送され経過観察中だという。