イスラエルの爆撃により、レバノンの武装組織ヒズボラの上級報道官であるムハンマド・アフィフ氏が死亡した。
17日(現地時間)、AP通信によると、匿名を条件に取材に応じたヒズボラ関係者は、この日レバノンのベイルートへの空爆で、アフィフ氏が死亡したことを明らかにした。
イスラエル軍は、ヒズボラの主要拠点であるベイルート南部ではなく、市内中心部のラス・アル・ナバア地区を空爆した。イスラエルのメディア「タイムズ・オブ・イスラエル」は、事前の避難警告がなかったと伝えた。
アフィフ氏は、先月末に死亡したヒズボラの指導者ハサン・ナスララ氏の側近だった。11日の記者会見では、ヒズボラが長期戦に耐えうる十分な武器と装備を保有していると主張していた。
レバノン政府が米国の提案した停戦を検討している最中にも、イスラエルはヒズボラとハマスに対する軍事作戦を継続している。
イスラエル軍は前日朝から48時間にわたり、レバノン国内の200カ所以上の軍事目標を空爆したと発表した。