街頭で見かけた女性につきまとい、セクハラ行為を行った60代男性に実刑判決が下された。
17日、韓国清州地裁刑事1単独(判事 クォン・ノウル)は、ストーカー規制法違反の罪で起訴されたA被告(62)に対し、懲役8か月の実刑と、40時間のストーカー治療プログラムの受講を命じる判決を下した。
A被告は昨年8月10日、韓国清州市上党区の路上で信号待ちをしていたB氏(20代女性)に対し、「きれいだね。一緒に寝よう」などと発言し、性的羞恥心を与えたとして起訴された。
A被告はB氏に拒否されたにもかかわらず、約130メートルにわたって追いかけ、執拗にセクハラ行為を続けた。さらに、A被告は2021年と昨年にも強制わいせつの罪で2度の実刑判決を受けた前科があった。
クォン判事は「被告は面識のない若い女性に対し、繰り返し羞恥心を与える言動を行い、その後も責任を回避する態度を見せており、悪質である」と指摘した。