19日未明(現地時間)、ウクライナ軍がアメリカのバイデン政権から供与され、前々日17日にロシア領土への攻撃許可を得たとされる長射程ミサイル「ATACMS」でロシア西部を攻撃した。
同日「AFP通信」によると、ロシア国防省はウクライナ軍が「ATACMS」6発でロシア西部の国境地帯ブリャンスク州の軍事施設を攻撃したと発表した。
ロシア国防省は「午前3時25分に敵軍が6発を発射し、ブリャンスク州の軍事施設を攻撃した」とし、「6発中5発を撃墜し、1発も損傷させたが、破片が施設に落下して火災が発生した」と声明を通じて、当時の状況を説明した。
現時点で死傷者などの人的被害はないという。