ビットコイン価格が20日に9万4,000ドル(約1,450万円)を突破し、新たな最高値を記録した。わずか6日前に達成した9万3,400ドル(約1,440万円)の記録を更新し、再び歴史的な瞬間を迎えた。
ビットコイン市場への期待がさらに高まる中、「マネーツリーお姉さん」として知られるアーク・インベストメントのキャシー・ウッドCEOの大胆な予測が注目を集めている。
18日(現地時間)、CNBCによると、ウッドはビットコインの上昇ラリーが2030年まで続き、価格が最大16倍以上に急騰すると予測している。
ウッドはこの日、CNBCとのインタビューで、ビットコイン価格は今後、規制緩和への期待を背景に上昇を続けるとし、「ビットコインの強気シナリオでは最大150万ドル(約2億3,138万円)に急騰する可能性がある」と強調した。
彼女は、基本シナリオでビットコイン価格が2030年までに65万ドル(約1億円)に達すると予測した。現在の価格と比較すると約7倍の水準だ。
ウッドはビットコインの強気予想の根拠として、トランプ政権下でのビットコイン関連の規制緩和策が重要な上昇要因になると見込んでいる。さらに、機関投資家の資金が本格的に流入すれば、上昇幅はさらに拡大するだろうと強調した。
ビットコイン価格は米大統領選挙後に急速に上昇し、9万ドル(約1,338万円)付近で推移している。ウォール街の専門家の大半は、ビットコインが短期的な調整を経た後、上昇ラリーを再開すると見ている。
金融情報会社BCAリサーチは、今回の調整局面が今年4月と類似しているとし、ビットコインが短期調整を経た後、最終的に20万ドル(約3,085万円)まで上昇すると予測している。
グローバル投資銀行スタンダードチャータード(SC)もビットコイン価格が来年末までに20万ドルを突破すると予想している。
しかし、ビットコイン投資には慎重であるべきとの警告も出ている。専門家らは、ビットコインは上昇時には急騰するが、下落時には暴落する傾向があるため、短期投資目的でのビットコイン投資は避けるべきだとアドバイスしている。