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2024年12月23日月曜日
ホームニュース「石破政権は短命に終わる?」党内基盤が弱い石破首相、意見交換も少数の側近のみ

「石破政権は短命に終わる?」党内基盤が弱い石破首相、意見交換も少数の側近のみ

石破茂首相が就任以来、側近と呼べる少数の人物を中心に交流しているとメディアが報じた。

30日、毎日新聞は、石破内閣が発足した先月1日から今月28日までの首相の動向を分析した結果、首相官邸で毎日対面する官房長官と副長官を除くと、自民党幹事長の森山裕氏と最も頻繁に会っていたと報じた。

石破首相は、自民党の幹事長である森山氏と約2カ月間で27回面談した。次いで経済再生担当大臣の赤沢亮正氏(15回)、財務大臣の加藤勝信氏(12回)、自民党の小泉進次郎選挙対策委員長(9回)、自民党の小野寺五典政務調査会長(7回)の順で多く会っていた。

このうち赤沢氏は石破首相と同じく鳥取県出身だ。毎日新聞は「赤沢経済再生担当大臣は、防災庁設立準備や賃上げなど石破政権の重要政策も担当しており、政権が本格始動した11月以降、頻繁に首相官邸を訪れている」と伝えた。

石破首相は過去2カ月間、政財界や鳥取県関係者との会合に約20回出席したが、半数は大規模な行事での挨拶程度で、少人数での密な意見交換の場は少なかったと毎日新聞は分析した。「財界幹部と少人数で食事をしながら意見交換をしたとみられる場は2回のみ」とし、財界関係者と頻繁に会食していた岸田文雄前首相や菅義偉前首相とは対照的な動きを見せている。

さらに「党内基盤が弱いと指摘される石破首相が、自身を支持する政権幹部との会食の機会も多くなかった」と付け加えた。

自民党と連立与党の公明党が先月27日の衆議院選挙で過半数の議席獲得に失敗したことを受け、政界内外では石破政権が短命に終わる可能性があるとの見方が出ている。

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