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2024年12月17日火曜日
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ロシアに派兵中の北朝鮮軍、味方のチェチェン軍を誤って攻撃し、8人が命を落とす

引用:ニュース1
引用:ニュース1

ロシア西部クルスクに実戦投入された北朝鮮軍が味方のチェチェン軍を誤って攻撃したとの主張が浮上した。

14日(現地時間)ウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」によると、ウクライナ国防省情報総局(HUR)は同日、クルスクに配備された北朝鮮軍がチェチェン軍「アフマト」特殊部隊を攻撃し、8名が死亡したと発表した。

アフマト大隊は、長年の戦闘経験を持つ精鋭部隊で、昨年8月ウクライナ軍がクルスクを侵攻した際、最前線に投入されていた。

HURは今回の事件が北朝鮮軍派兵当初から指摘されていた「言語の壁」によって発生したとみている。

またHURは同日、クルスクで北朝鮮軍がウクライナ軍のドローン攻撃を受け、ロシアと北朝鮮の部隊で約200名の死傷者が出たと主張した。

HURはこれを受け、北朝鮮軍がウクライナ軍の攻撃により「回復不可能」な打撃を受けたと述べた。

さらにHURは、ロシアは北朝鮮軍が配置された地域で、自国軍の携帯電話を没収するなどの情報統制を行っていると伝えた。

先にウクライナのゼレンスキー大統領も同日、「ロシアが我々を攻撃するために相当数の北朝鮮軍を動員し始めた」と述べた。

彼は「ロシア軍はこれらを連合部隊に編入してクルスクに投入している」とし、「北朝鮮軍は他の戦線にも動員される可能性がある」と説明した。

ゼレンスキー大統領はまた先月、クルスクに北朝鮮軍1万1,000人以上が配備されたと主張している。

ロシア国内でも北朝鮮軍がクルスクに投入されたとの主張が出ている。

ロシアのメディア「ノーバヤ・ガゼータ」によると、ロシアの従軍記者ウラジミール・ロマノフ氏は前日、テレグラムを通じて北朝鮮軍が6日と7日にクルスク州プレホヴォを急襲し、ウクライナ軍を撃退したと報告した。

ロマノフは、この作戦で300人以上のウクライナ軍兵士が戦死し、捕虜は取らなかったと伝えた。

別のロシア従軍記者ユーリ・コテノクも前日、北朝鮮軍特殊部隊の攻撃により6日にプレホヴォでウクライナ軍が敗北したと報じた。

自由アジア放送(RFA)は10日、米国防総省関係者の話として、派兵された北朝鮮軍が最前線での戦闘に投入され始め、少数の死傷者が出たと報じた。

北朝鮮軍はこれまで直接戦闘に参加せず、後方支援の役割を担ってきたとされる。

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