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2024年12月25日水曜日
ホームニュース「君はクビだ」から始まった男の英国特使就任…トランプ氏を大統領に押し上げた「アプレンティス」制作者の大抜擢

「君はクビだ」から始まった男の英国特使就任…トランプ氏を大統領に押し上げた「アプレンティス」制作者の大抜擢

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

ドナルド・トランプ次期米大統領は、自身の政治的飛躍の契機となったテレビ番組『アプレンティス(見習い)』を制作したマーク・バーネット氏(64歳)を、英国担当特使に指名した。

トランプ次期大統領は21日(現地時間)、SNSを通じてバーネット氏の特使指名を発表。バーネット氏が「テレビ制作およびビジネス分野で優れた実績を持つ人物である」と強調した。

英国出身のバーネット氏は、数多くのテレビ番組を手掛け、通算13のエミー賞を受賞した放送界の重鎮である。さらに、2018年から2022年まで「MGMワールドワイドTVグループ」の会長を務めた。

トランプ次期大統領とは2004年、彼が企画・制作したNBC放送のリアリティショー『アプレンティス』で縁を結んだ。

『アプレンティス』は、「ユー・アー・ファイアード(君はクビだ)」という流行語で知られ、年俸25万ドル(約3,900万円)のトランプ系列企業インターンシップ獲得を懸けた熾烈な競争を描いたサバイバル型リアリティショーである。

2004年から2015年まで司会を務めたリアリティショー『アプレンティス』が、トランプ次期大統領を、ニューヨークの不動産王から大統領候補級の人物へと押し上げたと評価されている。

また、英国担当特使は駐英大使とは異なる役職である。トランプ次期大統領は今月2日、アーカンソー州の金融サービス企業最高経営責任者(CEO)ウォーレン・スティーブンス氏(67)を駐英大使候補に指名した。トランプ次期大統領は、英国担当特使の役割について「貿易、投資機会、文化交流などに注力し、外交関係を強化する」と述べた。

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