26日(現地時間)ロシアのラブロフ外相はウクライナ戦争の一時的な停戦ではなく、ロシアと近隣諸国の安全を保証する法的拘束力のある協定が必要だとの認識を示した。
「ロイター通信」によると、ラブロフ外相は「一時的な停戦では何も解決にはならない」とし、「停戦期間を西側諸国がウクライナが再武装するために利用するのではないかと懸念している」と語った。
さらに「ロシアはもちろん、近隣諸国の正当な安全保障上の利益を確保するためのすべての条件を満たす最終的な法的合意が必要だ」と訴えた。
そして、これらの協定に違反することが不可能となるように保証する法的文書が起案されることを望んでいると述べた。
一方、ラブロフ外相は「ウクライナ・ロシア担当特使に指名されたケロッグ氏を含め、トランプ次期政権が紛争の根本原因に取り組むことを心から期待している」とし、「我々は常に協議に応じる準備がある」と付け加えた。