最近、中国人観光客がソウル市内の飲食店で室内喫煙を注意した韓国人カップルを集団暴行した事件が明らかになり、成信女子大学のソ・ギョンドク教授が強力な処罰を求める声明を発表した。
ソ教授は29日、自身のSNSで「この事件は本当に許されない行為だ」と述べ、「中国人たちは激しい暴言を吐きながら韓国人男性を外に引きずり出して集団暴行し、韓国人女性も髪をつかまれたまま引きずられ、蹴られるなどの被害を受けた」と説明した。
さらにソ教授は「今年7月にも中国人女性がソウル市江南区で電子タバコを吸い、物議を醸した事件があった」と述べ、韓国国内での中国人による室内喫煙問題が繰り返されていることを強調した。「今回の事件が良い前例となるよう、厳重な処罰が必要だ」と訴えた。
一方、JTBCなどによると、事件はソウル永登浦区大林洞の羊肉串店で発生。室内喫煙を注意された中国人Bが仲間と共に韓国人A氏とその恋人を殴った疑い(特殊暴行)で現行犯逮捕され、逃走した仲間5人を警察が追跡している。