ウクライナの情報当局によると、ロシアに派兵された北朝鮮兵の士気は日を追うごとに低下しており、大晦日には泥酔までしてロシア軍の戦闘力に支障をきたしたという。
2日(現地時間)ウクライナの現地メディア「The New Voice of Ukraine」は、ウクライナ軍情報総局がテレグラムを通じ、「北朝鮮兵の士気の低下は甚だしく、特に飲酒による問題が深刻化している」と指摘したと報じた。
情報総局は「ウクライナ軍のドローン攻撃で大きな被害を受けた北朝鮮兵のストレスは限界に達している」とし、「一部は大晦日の夜に異常なほど酒を飲んだ」と伝えた。
ロシア軍も北朝鮮兵の士気の低下を強く懸念しており、「ロシア軍の下級司令官たちは上層部に北朝鮮兵の死傷者数を過少申告している」とウクライナ軍は語った。
このような状況下で北朝鮮政府も大規模な兵力損失の原因究明のため、ロシアに高官を派遣したことが明らかになった。
ウクライナメディアは、先月27日に北朝鮮軍の高官らが戦闘地であるロシア西部クルスク州の軍事基地を訪問したと報じた。
そして「彼らは北朝鮮兵の死傷者調査のために派遣された」とし、「ウクライナのゼレンスキー大統領は以前、クルスク州で北朝鮮軍3000人以上が死傷したと述べた」と伝えた。