ブランソン在韓米司令官「地域安定は、日米韓の安全保障協力次第」と強調
ジェイビア・ブランソン新任在韓米軍司令官は9日、初めて統合参謀本部を訪問した。
軍の制服組トップである金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長は国防部の演習場でブランソン司令官を迎え、歓迎儀仗を行った後、日米同盟の強固さを再確認し、連合防衛態勢の強化策を含む同盟の諸課題について協議した。
キム議長は「北朝鮮が有利な対外情勢を構築するため、戦略的挑発を行う可能性が高い」と指摘し、「米韓間の緊密な連携の下で警戒態勢を維持することが重要だ」と強調した。
ブランソン司令官は、日本、米国、韓国の安全保障協力関係の継続について、「3か国合同訓練の推進力を維持することが極めて重要だ」と述べ、さらに「地域の安定は日米韓の安全保障協力の継続的な発展にかかっている」と強調した。
また、キム議長とブランソン司令官は、定期的かつ継続的な意思疎通を通じて日米の連携を強化し、連合防衛態勢の維持に共同で取り組むことを再確認した。在韓米軍司令官および国連軍司令官を兼任するブランソン司令官は、先月20日に就任した。