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2025年01月18日土曜日
ホームニュース「訓練」と称した悪質ないじめ、視覚障害を持つ小3男児の悲痛な叫び…担任教師は気付かず

「訓練」と称した悪質ないじめ、視覚障害を持つ小3男児の悲痛な叫び…担任教師は気付かず

視覚障害の子どもに起きた悲惨ないじめ

視覚障害のある小学生が同級生からいじめを受けていたと、その保護者が訴えた。

7日、韓国の番組、JTBC『事件班長』で、小学3年生の視覚障害児を持つ保護者A氏の話が紹介された。

A氏は「子どもが小学3年生になってから嘘をつくことが増え、言動が荒々しくなるなど、以前とは違う様子が見られ気になっていた。しかし、昨年12月20日にクラスメートの保護者から、学校でいじめを受けているという事実を知らされた」と語り始めた。

さらに「子どもが昨年の夏から学校で『訓練』をしていると頻繁に話していたが、これが実際には同級生から受けていた『いじめ』を意味していた」と付け加えた。

A氏は「(同級生が)休み時間のたびに子どもを壁に立たせ、手を挙げたうえで腹を強く殴ったという。また、尖らせた鉛筆やコンパスなどを床に並べ、その上に座れと命令した。子どもは座ることも立つこともできず、震えながら泣いていたが、加害者はその前で笑っていた」と訴えた。

続けて「加害生徒は子どもに走らせたり、開脚や腕立て伏せをさせたりし、『やりたくない』という子どもに対し、『絶交する』と脅したりした」と語った。

子どもが友達のグループから孤立することを恐れ、誰にも助けを求められず、同級生からのいじめを受け続けていたというのがA氏の主張だ。

「担任教師は教室で起きたいじめに何も対応しなかった」

さらに、加害者の同級生はクラスの友達に「ランク」を付けて区別し、A氏の子どもには「ゴミ」という最下位のランクを与えていたという。

A氏は「子どもは休み時間ごとにいじめを受け、教室で泣いていたのに、担任教師がその事実に気づかず、何の対応もしなかったことが非常に悔しい」と訴えた。また、「子どもは週に2~3回鼻血を出すなど、極度の不安と恐怖に怯えている」と語り、「加害者の同級生が他地域への転校処分となることを強く望んでいる」と述べた。

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