ホーム ニュース トランプ氏、「自閉症とワクチンに関連性」主張のケネディ・ジュニア氏を擁護 保健福祉長官任命へ最終局面

トランプ氏、「自閉症とワクチンに関連性」主張のケネディ・ジュニア氏を擁護 保健福祉長官任命へ最終局面

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引用:AFP共同
引用:AFP共同

ドナルド・トランプ大統領は、「ワクチンが子どもの自閉症を引き起こす」という立証されていない主張を繰り返している保健福祉長官候補者であるロバート・ケネディ・ジュニア氏を支持した。

5日、トランプ大統領はSNSで、「20年前は自閉症の子どもが1万人に1人だったが、今では34人に1人だ」と述べた。さらに、「何かがおかしい」とし、「我々にはボビー(ロバート・ケネディ・ジュニア)が必要だ」と強調した。

ジュニア氏は、過去にワクチンが自閉症を引き起こすと主張し、子どものワクチン接種回数に疑問を呈してきたが、この主張は科学的根拠に欠けるとし、長年にわたり批判を浴びている。ジュニア氏はロバート・ケネディ元司法長官の息子であり、米政界で名高いケネディ家の一員としても知られている。

トランプ大統領の今回の投稿は、上院の承認投票を控え、保健福祉長官として不適格だとする批判が相次ぐジュニア氏を支援する意図があるとみられている。

この日、ジュニア氏は、長官就任に向けた重要な一歩を踏み出した。上院本会議での承認投票実施の可否を決める上院財務委員会の採決が賛成14票、反対13票で可決され、承認投票は早ければ今週中に行われる見通しだ。ただし、現在の上院の議席構成は共和党53、民主党47であるため、民主党全員が反対票を投じた場合、共和党から4票以上の反対票が出ると、ジュニア氏は否決される。

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