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中国のAIモデル「ディープシーク(DeepSeek)」が、アメリカのChatGPTと類似した性能を持ちながらも、より低コストで運用可能だという評価が広がっている。このような中、どちらのAIを使用するのがより効率的なのか疑問を抱く人が増えており、JTBCがその比較に関するヒントを提示した。
4日、『JTBCニュースルーム』は、「ChatGPT o1」と「ディープシーク R1」を対象に、2025年の大学入試で出た国語・数学の模擬試験を実施させ、その性能を比較した結果を報じた。試験の結果、ChatGPTは国語と数学の両方で誤答率が低かったが、両モデルとも受験生がよく間違える問題では類似した誤答パターンを示した。特に、「適切でないものを選ぶ」形式の国語の問題では、両モデルとも苦戦した。
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興味深いことに、日本の古典詩に相当する韓国の「時調」に関する問題では、ChatGPTが誤答した一方で、ディープシークは正確な推論を行い、正解を導き出した。このことから、ディープシークが中国およびアジア文化圏のデータにより精通している可能性が示唆される。また、最近アップグレードされたChatGPT o3ミニハイバージョンでは、数学の誤答が減少したものの、国語の誤答率が逆に増加する傾向が見られた。
高麗大学情報保護大学院のイ・サングン教授は、「コーディング能力を強化するためにプログラミング関連データを多く学習させると、言語能力が相対的に弱まる可能性がある」と説明した。さらに、「中国のAIモデルの驚異的な発展スピードには注目すべき点が多い。特に、ディープシークがオープンソースとして公開されたことは、大きな意味を持つ」との見解を示した。