ホーム ニュース 米衛星写真で判明、北朝鮮が軍事基地15ヘクタールを拡張工事…対ロシア支援との関連も

米衛星写真で判明、北朝鮮が軍事基地15ヘクタールを拡張工事…対ロシア支援との関連も

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引用:ニュース1
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北朝鮮が平壌東部の大規模軍事訓練基地で新たな建設を進めていると、アメリカの北朝鮮専門メディア「NKニュース」が5日報じた。

アメリカの産業衛星「プラネット・ラボ」が今年の1月第2週にこの地域を撮影した衛星写真によると、江東(カンドン)の谷間にある約15ヘクタールの敷地で掘削作業が開始されたことが確認された。工事の目的は不明だが、今後の訓練で使用する障害物や建物を建設中、あるいはロシア・ウクライナ戦争での戦闘準備に関連している可能性が指摘されている。

この訓練基地は最近、北朝鮮の軍事訓練が最も活発に行われている場所とされている。北朝鮮のキム・ジョンウン国務委員長が昨年3月に視察した軍の戦車兵大連合部隊間の対抗訓練競技や空挺部隊の訓練もここで実施された。注目すべきは、昨年12月から基地に隣接する100棟以上の住宅が取り壊され、1月末まで当該地域の整理作業が続いていたことだ。この動きは、北朝鮮が近年推進してきた農村住宅建設プロジェクトの一環である可能性がある。

しかし、NKニュースは、この大規模な取り壊しと整理作業が単なる住宅建設を超え、より機密性の高い軍事目的のためのものである可能性があると分析している。この地域が危険で秘匿性の高い地域に分類されていることを考えると、住民に隠れて軍事訓練をより効率的に監督するための準備作業である可能性も否定できない。

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