![](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2023-0299/image-4f90e0db-ba23-48db-8bc8-e01cd0056bac.jpeg)
ロシア南西部のクルスク前線に配備された北朝鮮軍がウクライナ軍に降伏や捕虜になるのを避け、自殺を試みるとの証言が相次ぐ中、ウクライナの軍事専門チャンネルが自殺の場所として戦場の樹木を指摘した。
5日(現地時間)、ウクライナの軍事専門テレグラムチャンネル「ブラティ・ポ・ズブロイ(戦友たち)」は、クルスク前線に配備された北朝鮮軍の間で自殺が体系化されているとし、関連写真を公開した。写真には、ハングルで「ハヌル(空)」と書かれた木の枝に紐が結ばれ、その下に兵士の遺体が横たわっていた。このチャンネルは「ウクライナ軍が特別なハングル表記のある特定の場所で北朝鮮軍人の遺体を発見している」と述べ、「写真では『空』を意味する標識が確認できる」と説明した。
このように、ロシアに派兵された北朝鮮軍人がウクライナ軍への降伏や捕虜になることを拒み、自殺をするとの証言が続いている。先月捕虜となった北朝鮮軍兵士らも、捕獲直前まで手榴弾を探し、コンクリート柱に頭を打ち付けるなどの行動をとったと伝えられている。当時の北朝鮮兵生捕り作戦に参加したウクライナ軍人らは、この日公開されたAP通信とのインタビューでこう語った。証言によると、脚を負傷して取り残された北朝鮮軍兵士は、ウクライナ軍が近づいて応急処置を施そうとした際、当初は抵抗せず、彼らを「兄弟」と呼び、タバコと水を求めたという。
ウクライナ軍はその隙に、彼が所持していた手榴弾を密かに取り上げたという。しかし、しばらくして彼らがウクライナ軍だと気づいた北朝鮮兵士は、突然手榴弾を探して空のポケットを必死に探り始めたとこのウクライナ軍人は語った。別のウクライナ軍の空挺部隊員は、同日近くで生捕りされた別の北朝鮮兵士が、自身を輸送するウクライナ軍車両が到着すると、突如近くのコンクリート柱に突進し、頭を打ち付けて自殺を図ったと証言した。