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「裸の大工」と呼ばれるイギリス人男性が、警察官をハサミで刺した容疑で長期刑を宣告された。
4日(現地時間)、イギリスのデイリー・メールによると、ロバート・ジェナー容疑者(50歳)は2023年6月、ロンドン・メードストンの自宅マンションで警察官ショーン・クイン氏(59歳)をハサミで23回刺した容疑で、この日懲役30年を言い渡された。
事件当時、警察は近くの公園で露出行為の通報を受け、ジェナー容疑者のマンションへ出動した。
警察によると、出動時ジェナー容疑者は全裸の状態で攻撃的かつ興奮していたという。ジェナー容疑者は家具を使って玄関ドアを塞ぎ、警察の立ち入りを阻止しようとした。
警察が辛うじてアパートに侵入すると、元軍人のジェナー容疑者は暗い部屋へ逃げ込んだ。クイン氏が追いかけると、ジェナー容疑者はハサミで攻撃した。
事件は、同僚警察官らの必死の制圧により収束した。逮捕後、ジェナー容疑者は「そんなつもりはなかった」と供述した。
ジェナー容疑者は故意ではなかったと主張し、殺人未遂容疑および重傷害容疑を否認した。また、昨年12月の裁判にも出廷を拒否した。
しかし、12人の陪審員のうち10人が有罪評決を下し、殺人未遂罪が認められた。被害者のクイン氏は、家族と同僚に支えられながら出廷したが、ジェナー容疑者不在のまま判決が言い渡された。
被害者のクイン氏は、27年のキャリアを持つベテラン警察官だ。現在も治療を続けており、事件以降、身体の20%に障害が残った。クイン氏は「自分の退職時期は他人ではなく自分で決めたかった」と嘆いた。
同僚警察官のニール・ラウダン氏は「彼は全く反省していない」とし、「長い間刑務所に収監されるべきだ」と述べた。
ジェナー容疑者は、過去にも複数回の露出容疑で警察に摘発されており、公共の場で透明な衣服を着用した容疑で2年の懲役判決を受けた後、今回の事件発生の2日前に出所したばかりだった。